メガケン調査その1【視線は朝青龍騒動を予言?】
はじめまして。エモヴィスの協力のもと、
視線計測のマシンでいろいろ実験することになった
「メガケン」こと「目の動き研究所」調査隊の種藤です。
目線の専門家でもなんでもありませんが、
「こんなとき人の目線はどういう動きをするのだろう?」
という素朴な疑問をこのブログにぶつけてみます。
ほぼ毎週(ほぼ週一回)で更新していくつもりです。が…
サボリ癖が出たら、ご容赦ください。できるだけ頑張ります。
とはいえ視線がどのように動くか、ピンと来ない方もいると思いますので、
まずは私が浅草仲見世通りを所在なく歩いた際の実際の目線の動きをご覧ください。
(なぜ浅草かは…まあおいおい書いていければ)
縦線、横線が交差している地点、緑の円の中心が私の目線です。
で、このあと何と私の視線はあの騒動を予言するような動きを見せます!
道脇に貼付けてあった元横綱・朝青龍の写真。
計測日はまだあの騒動が起こる前でしたから、
まさか私の視線が予言していた?
ま、単純にうちの嫁が朝青龍ファンで、
お土産があるかと思って目を向けただけでした…
意識してみようとすると、目線はこんな感じの動きをするようです。
しかし早かったなあ。見つけるの。
次は朝青龍は置いておいて、
人ごみを歩いているときの視線の動きについて、
所在なく考えてみようと思います。
お暇な方はおつき合いください。
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▼今回の計測場所▼
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■種
桑山 と申します。
今回の仕掛けは他人に対し「視点の動き」についての情報を共有するのに役立つと思います。
大学生に昔からの映像技術を教える際に使えそうです。CRTにNTSC方式でカラーバーを表示すると,色の境界にギザギザのパターンが現れ,絶えず上昇しているように見えます。この動きにマッチした速度で視点を上に移動できる人には,この現象がはっきりと見えます。けれどもカンの悪い学生に言葉で説明したのでは,うまく見えてこないという状況がありました。
大学の教室にはCRTがまだ残っていますが,今回の仕掛けを利用できそうだと思いました。
楽しい研究ですね。影で見える範囲では、装置が少々大きそうですが、小型になると良いと思います。
自動車の運転中の視点の動きを示すサンプル動画も、付け添えたら、実用性の訴求になると感じました。