ナレッジ・ログ

視線研究室-メガケン-

メガケン調査その13【上野公園の計測で視線についてわかったこと】

ひとまず今回で上野公園での計測については終了。
大山君、橋本さんの視線を改めて振り返り、
視線についてわかったことをまとめてみようと思います。

●特徴1:二人とも桜を思ったほど見ていない

みごとに桜満開の上野公園。
しかも桜並木を歩く、という大前提のもと計測を行ったので、
多少意識をして桜に目線が行くのかと思いきや、
視線はほとんど桜の下、人ごみを動いていましたね。
二人を比較すると多少橋本さんの方が桜に視線が行っているように思えますが、
それでも改めて見ると、桜を見ている、とまでは言えないような気が。

● 特徴2:視線の動きは女性の方が男性よりも活発?
これはメガケン調査その11で記しましたが、
橋本さんの方が視線の動きが活発。
これは性別の違いか、はたまた橋本さんのほうが
いろいろなことに興味を持って見ているのか?
事実彼女は計測後「変なカップルが気になって仕方なかった」とコメント。
そんなカップルいたかな?
よく見ていました。

● 特徴3:携帯撮影時の視線は、カメラから少しずれてる?

これはエモヴィス小池氏から「測定上の誤差だと思う」と指摘され、
画面を見ていると言う見方も。
ただ、こうも二人の視線が画面からずれていると、
やはりずれたところに焦点があっているのでは?

● 特徴4:会話の最中に瞳孔が開く
メガケン調査その12にて、エモヴィス花村氏の書き込みにあるように、
瞳孔の変化は内側の反応という意見を、他の方からもいただきました。
眼のデータと考えるとどうしても見ているものと連動していると捉えがちでしたが、
ひとつ勉強になりました。

とまあ前回の浅草、今回の上野と視線調査をしてきましたが、
このスタイルでの記事は今回で終了。
次回から学生・大山君の視線を主役に、
さらに「わかりやすい」視線計測をしていきたいと思いますー
大山君の個性が、存分に発揮されていきますのでお楽しみに!
同時に大山君にこんなことをさせたい!という企画募集中。
思いついたらコメントしてください!

ーーー
▼今回の計測場所▼

大きな地図で見る
■種

コメントはまだありません。

コメントする

Category

open all | close all